義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2156-2160 鹿が獲れた・・・

福知山市三和町下川合 安照山新福寺(曹洞宗)

 

<義母の短歌>#2156-2160

#2156    「鹿が獲れた焼肉するから食べに来よ」お茶にでも誘うように男等


#2157    遠き日の夢が残っているようでラムネの空瓶捨てる気がせぬ


#2158    助手席に買い物袋座らせて残生温しと言わねばなるまい


#2159    青白き山葡萄の花の寂び惹かれてやまぬわれも山姥


#2160    人ならば如何なる策もて抗議せん巣を暴かれし蟻のふためき

 

<管理人のおまけ>

蒟蒻(こんにゃく)

寂(さび)

惹(ひ)かれ

山姥(やまうば)

 

<365人の生き方>

■文句言う 暇があったら 勉強をしろ
田中健一 東レインターナショナル元社長  上司の言葉)