義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2096-2100 血も流さず・・・

福知山市三和町中出 梅田神社

 

<義母の短歌>#2096-2070

#2096    血も流さずバッタバッタと悪を斬る将軍吉宗今世にあらば


#2097    手の泥をモンペにこすり捥ぎくれし日昏れのトマト熱溜めいたり


#2098    逃げるなどとても出来ないかたつむりその道ゆくな車が通る


#2099    やせこけし母の乳首を奪い合う仔猫の尻尾なぜか天向く


#2100    竜の髭丹念に抜くわが仕種人は嗤えど茶の木がよろこぶ

 

<管理人のおまけ>

捥(も)ぎ

竜の髭・・多年草

仕種(しぐさ)

嗤(わら)えど

 

<365人の生き方>

■なぜ亀は ウサギに勝てたか 考える

(四代目 三遊亭圓歌