義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2101-2105 枯れ葉にも・・・

福知山市三和町中出 梅田神社

 

<義母の短歌>#2101-2105

#2101    枯れ葉にもくすぶる想いのあるものか容易く灰になると限らず


#2102    倖せはこの位で良しポケットに零余子一杯心が温い


#2103    人といて水に油の孤独感ひとり草引く野に翳おとす


#2104    定年を迎えし弟乾ける砂崩るるごとく病魔に倒る


#2105    里人の大半還暦すぎている村の祭りが滅法明るい

 

<管理人のおまけ>

翳(かげ)

崩(くず)るる

 

<365人の生き方>

■考える 脳にタコが できるまで

米朝邦雄 日本将棋連盟会長 永世棋聖