#1766-1770 摘まれ来て・・・
<義母の短歌>#1766-1770
#1766 摘まれ来て根なし水なし菜の花の黄なるがあわれ籠に咲き充つ
#1767 三隣亡のひと日の終焉ドアロック開けてくれたり白皙の青年
#1768 物陰の器の水のごとくいて誰の邪魔にもならねばいいか
#1769 うから居て孤独深める人もありひとりの孤独の甘き逃げ水
#1770 疎まるる長き体を石垣にひそめるものも孤独なるべし
<管理人のおまけ>
白皙(はくせき)の・・色白の
うから・・親族
疎(うと)まるる
<管理人のつぶやき>
■幸齢者 だって怒って いいともよ(80歳の壁から)