#1441-1445 脚四本・・・
<義母の短歌>
#1441 脚四本踏ん張る椅子に身をあづけ死も又ひとつのロマンと思う
#1442 コスモスの乱れ傾く茎分けてぬっと貌出すだーれも居らぬ
#1443 昔より変わらぬ草の名を知らず虫の音さらに聞きわけられず
#1444 滔滔とひとりの落とし湯幻の五右衛門風呂のげす板が哭く
#1445 良きことの重なり来る日よ生きている証の断片膨らみ過ぎぬか
<管理人のおまけ>
滔滔(とうとう)と
哭(な)く
<管理人のつぶやき>
■この暑さ 喜んでいるは稲穂だけ