義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2171-2175 血の絆の・・・

福知山市三和町下川合 宇麻谷神社

 

<義母の短歌>#2171-7175

#2171    血の絆の紐はゆるめになど思う咲くポーチュラカの色もさまざま


#2172    ポーチュラカと揚羽とわれと絵の中の静けさにいる空は真っ青


#2173    五十㍍以内に人の気配あり声のかけらが木の間縫いくる


#2174    獣の皮剥ぐ無惨さよトタン屋根捲るユンボの容赦なき爪


#2175    出てこないキイより己が度忘れのいまいましくてただ虚しくて


#2176    大島ゆ男孫の土産椿油もったいなくて見ているばかり

 

<管理人のおまけ>

絆(きずな)

揚羽(あげは)・・アゲハ蝶?

捲(まく)る

 

<管理人のつぶやき>

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(久しぶりに京都へ出かけます)