義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2066-2070 かまどの火・・・

福知山市三和町中出 顕龍山興雲寺

 

<義母の短歌>#2066-2070

#2066    かまどの火燃えぬ焦りに泪ぐむ夢は十九の花嫁のわれ


#2067    テレビ消し灯りを消していまひとつ消さねばならぬ昼の雑念


#2068    坪庭を耕し俺が育てしと京より甥がねぎ提げて来る


#2069    父の墓京都に建てると甥は告げ人を恃まぬ男の目なり


#2070    もしかして郵便受けを探る指釣れぬ釣り糸手繰るに似たり

 

<管理人のおまけ>

焦(あせ)りに

坪庭・・小規模の京風な庭

恃(たの)まぬ

 

<365人の生き方>

■うぬぼれて 負けるのは 人のせいに

大橋秀行  大橋ボクシングジム会長   ここ一番で負ける理由)