#2576-2580 童なき・・・
<義母の短歌>#2576-2580
#2576 童なき里に幼児の歓声と訝る耳に「あれは猿だよ」
#2577 たんぽぽの「ポポポ」と笑う岸刈りかね黄昏れ時まで鎌休ませる
#2578 ねんごろに調えし畑眺め立つ此の充実感われの生き甲斐
#2579 文明の光に凡そ遠けれど住めば都よ水美味き里
#2580 容赦なく迫る衰え振り払い握る手鍬は髪膚の一部
<管理人のおまけ>
訝(いぶか)る
黄昏(たそが)れ
髪膚(はっぷ)・・体全体
<管理人のつぶやき>
■目に青葉 今シーズンの 草刈が
■この色は 緑色だと 娘言う