義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2601-2606  雨のなき・・・

福知山市多保市 天神社

 

<義母の短歌>#2601-2606

#2601    雨のなき八月の地に衰えず緑葉ゆらす樹々の力よ


#2602    まだ若き零余子のほろほろこぼす秋草分け拾う指躍らせつ


#2603    もう誰も構ってくれないトレニアの小花を時折訪う黒揚羽


#2604    弾ける日待てるやはたまた怖るるや日に日に艶まし輝く石榴


#2605    宵やみを締め出し鍵かけ口遊む人には聴かせぬ遠き恋歌


#2606    隠せざる齢を映す鏡伏せ研ぎ鎌握れば十若返る

 

<管理人のおまけ>

躍(おど)らせ

怖(おそ)るる

石榴(ざくろ

口遊(くちずさ)む

 

<365人の生き方>

■鍵山氏の 座右の銘は 『凡事徹底』

(鎌田善政 鎌田建設社長    イエローハット創業者 鍵山秀三郎氏の座右の銘