義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2311-2315 行商の・・・

福知山市三和町下一 観唱山福林寺(天台宗)

 

<義母の短歌>#2311-2315

#2311    行商の媼と何やら気の合いて零余子と魚の物々交換


#2312    用心に持ち来し杖をまた忘れ「お客さーん」と追いかけられる


#2313    バス停もポスト自販機いまだなきこの素朴さに足りて棲み古る


#2314    かまきりのあたら保護色徒となりわが鍬先にあえなく果つる


#2315    絡まれし木の痛みなど知らぬげに美男かずらの実は輝けり

 

<管理人のおまけ>

あたら・・せっかくの

徒(あだ)と

美男(びなん)かずら・・花の名

 

<365人の生き方>

■ダメ会社 トップが自分に 厳しくない
(田辺昇一 タナベ経営創業者)