義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2306-2310 耳聡き・・・

福知山市三和町梅原 祇園神社

 

<義母の短歌>#2306-2310

#2306    耳聡きひとりの昼の静けさや検針の人声もなく去る


#2307    生なまの正義派なりしがだんまりを保身のひとつに加えて老境


#2308    なんでこう秋は心の急くものか明日なきさまに散る柿落葉


#2309    まなさきの弱肉強食けうとかり仔猫の咥える蛙が動く


#2310    かけし声上滑りして消えゆけりひと桁若きグループの輪を

 

<管理人のおまけ>

耳聡(みみさと)き

まなさき・・眼前?

けうとかり・・見るのが恐ろしい

 

<365人の生き方>

■やりたいと 決心する人 多くいる やり抜く人は ほんに少ない
(鈴木鎮一 才能教育研究会会長  一生の運命を左右する重大な能力)