義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2281-2285 吹く風に・・・

福知山市三和町加用 勝田神社



<義母の短歌>#2281-2285

#2281    吹く風に揺れつたわみつ麦撫子なよなよ伸びて自が春守る


#2282    覚めて先ず見る空模様毎日がお日様まかせの私の暮らし


#2283    二とせ余異国にありし孫帰りまずすき焼きが食べたしと言う


#2284    嘘のない人生なんてあるものか狐の牡丹の根が引き抜けぬ


#2285    億年のかけらを生きて山里の空気うましと足りて終るか

 

<管理人のおまけ>

麦撫子(むぎなでしこ)・・花

狐の牡丹(きつねのぼたん)・・花

 

<365人の生き方>

■カミさんって 日身(カミ)さんって 書くんだよ 日身(カミ)とは太陽の 意味なんだって
(境野勝悟 東洋思想家   「お母さん」という言葉の由来)