義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2251-2255 冬の雨・・・

福知山市三和町大原 大原神社

 

<義母の短歌>#2251-2255

#2251    冬の雨耳傾げれば何時かまた天へ帰ると呟きつつ降る


#2252    欲得のうすれて寒き胸に抱く十三回忌の夫の塔婆


#2253    わが植えし山茱萸の実の五つ六つ持ちしことなきルビーにまさる


#2254    名にし負う丹波の霧の白やみに何も見えねばむしろ清しき


#2255    逞しく母超え太る雄仔猫二ひきが母猫はさみて眠る

 

<管理人のおまけ>

呟(つぶや)き

茱萸(ぐ)み

 

<管理人のつぶやき>

■H3 どうしたJAXA 涙する