義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#2041-2045 椿の実・・・

福知山市三和町草山 天満神社



<義母の短歌>#2041-2045

#2041    椿の実捥ぐには惜しき艶持てり椿の意思に任せ置かん


#2042    現実が夢に続きて握りいる双の拳のままに醒めゆく


#2043    紅葉を急ぐまゆみよ陽は高しそれ程急いで先があるのか

 

#2044    雑草に混るトレニア今少し背伸びして咲け思いを遂げ


#2045    打ち返す芽生えしばかりの草の根の白く長きがほぞの緒に似る

 

<管理人のおまけ>

捥(も)ぐ

醒(さ)め

まゆみ・・落葉樹

ほぞの緒・・へその緒?

 

<管理人のつぶやき>

■この寒波 ー5℃と 報道に 大寒過ぎねば 春はこないか