義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#1886-1890 再建の・・・

丹波古刹15ケ寺霊場 第12番 清薗寺(せいおんじ) 

 

<義母の短歌>#1886-1890

#1886    再建の商店街を隠しいるビニールシートの包むもろもろ


#1887    深刻な会話は要らぬ母と子が炬燵に向き合う此の世の浄土


#1888    続くものなければようやく温もりし風呂場の窓ゆ湿気を逃す


#1889    手に触れし鉢に溢るる花ひと株黙って戴くお許しあれな


#1890    遠住む子とドラマの終焉語り合う平和の使者のごときか電話

 

<管理人のおまけ>

溢(あふ)るる
終焉(しゅうえん)

 

<管理人のつぶやき>

■大雪や そろそろスノー タイヤかな