2022-06-02 #1241-1250 日参の・・・ 関西花の寺25ケ所 第13番 法金剛院 <義母の短歌>#1241-1250 日参の氏神に詣で石段を登らず鳥居に深く礼なす 削られて赤肌曝す山濡れて哭くべし怒るべし開発の牙 川霧の人界離れのぼりゆく昏れぐれの田に人の動ける 雲ふたつ並びて流るる孟蘭盆の夜は雨とう予報の青空 道の辺のひと群の墓囲われず行きに戻りに死者の目おぼゆ 人逝きてひとりの八とせ過ぎんとす虚しきかぎり飲食の類 今日われは男の目もて水色のTシャツ似合う友を見ている 投稿詠わが手離れて歩み出すポストにかそけき音たてし瞬 月もなく星またたかず防犯灯のめぐりの白闇うごめくばかり 車一台ようやく通れる舗装路も横切る毛虫に長き道中 <管理人のおまけ> 曝(さら)す 哭(な)く 孟蘭盆(うらぼん)・・お盆 八とせ・・八年 瞬(シュン)・・瞬間 白闇(しろやみ) <管理人のつぶやき> ■日本と ウクライナの違いって 何だろう