2022-05-17 #1081-1090 一脚の・・・ 関西花の寺25ケ所 第11番 永澤寺 <義母の短歌>#1081-1090 一脚のゲートル時折巻き戻す命の隅の一点の灯 てのひらを開きて視つむる生命線どこまで信じてわが安らわむ 完璧を目指しつ崩るる一角の奇妙な快楽いびつも良からむ 口挟みて何がどうなるセーターの毛玉まさぐる指の呟き 茣蓙敷きて見るものもなき里桜咲きしずもりて白ほむらなす 昨夜よりの雨に怠惰の身を起こし鉢にあしたの希望の種蒔く われのみに聴こゆる程か音のして小鳥の走る椿の木陰 俯して疲れに耐ゆる宵やみに明日も晴るるとふくろうの声 カレンダー数字のみなる淡泊の艶も衒いもなきが良ろしき 土佐みずき枯れしと思う下枝に花つけいたり点れるごとく <管理人のおまけ> 呟(つぶや)き 茣蓙(ござ) しずもり(静もり?) ほむら・・炎? 怠惰(たいだ) 俯(ふ)して・・うつむいて 衒(てら)い 点(とぼ、とも)れる <管理人のつぶやき> ■バズるって どんな意味かと Google君