#531-540 投稿の・・・
<義母の短歌>#531-540
投稿のハガキ一枚ためらうにあっさりと呑むずん胴ポスト
誘わるる如く来たりてぽつねんと座るベンチの冷え固かりき
おんぶに抱っこ纏りつきし孫達が囲みて言えり「おバァちゃんちっこい」
汝の齢には二人の子持つ母なりき短パンの脚長き女孫よ
川隔て昼間見るなき向う家の木の間隠れの灯が呼びかける
自己主張するか鴉等杉の秀に異なる声に啼きたつるなり
生活のどこかが古ぶネジひとつ畳に拾う何のネジか知らず
クラクション鳴らして挨拶送りくる野辺の交わりほのぼの温し
野にありて戻りて口をひらくなし洗濯物の匂うをたたむ
帰省せし嫁にゆだねる台所我が常ならぬ匂いの満つる
<管理人のおまけ>
秀(ほ)・・高くひいでているもの
<管理人のつぶやき>
■そろそろと 半農生活起動せな 気温20℃気持ちがあせる