義母の短歌

98歳で永眠した義母が書き残した短歌です

#79-84 降り続く・・・

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関西花の寺25ケ所 第1番 観音寺(公式HPはこちら

 

降り続く雨に渦巻く濁流が潜没橋を呑まんとして猛る

 

野に慣れぬ汝は日陰のどくだみよ笠忘れるなと姑言いくれし

 

天地に母ある如く柔し雨一滴残さず土に透み入る

 

真夏陽に修羅の面みせ野焼きする男等の汗黒く光れり

 

合槌を打てば次第にさかのぼる老いの語りに戸惑うばかり

 

花むらのゆれて蛙の終わりの声秋陽に蛇尾のきらめきて消ゆ

 

 

<管理人のつぶやき>

猛る(たける)、透み(すみ)、秋陽(しゅうよう)

柔し(やわし?、にこしとも読むようだ)

今日の午後、自宅から三和荘周辺までウオーキング

   6.2km,1h30m,10300歩

   最近の肩こりが少しほぐれた様だ